ayatori perchの隠れ家
本庄駅北口、三交通りの突き当たりに佇む、旧三浦屋。築136年の、なんと日清戦争前に建てられた明治時代築の元お菓子屋さんです。お餅や金太郎飴などを作って、子供たちがお小遣い握っておやつを買いに来ていたとか。
全部個店で手作りのお菓子を食べる暮らし、なんで豊かなんでしょう…
建物も、他ではどうにも再現できない愛らしさで溢れています。
元々売り場だったおもての土間、その間の店番をしていたであろう居間(家族の食事もおそらくここ)、その奥にあるお菓子を作っていた工房。2階は住宅として使われていました。元オーナーの青木さんは、18歳で家を出るまで、自分の部屋は2階だったそうです。
奥の工房で、かまどでお米を蒸してお餅を作る。店先にはお客さんや、近所のこどもたちの姿。暮らしと商売が完全に溶け合った商店街暮らしがこの建物を見ているとわかります。
そんな旧三浦屋は、古くて愛らしいところを残したまま、本庄デパートメントが設計とデザインをして、2024年3月にayatori perchとして生まれ変わりました。毎日たくさんのお客さんが、買い物にやってきます。(現建物オーナーは、本庄デパートメントです)
そんな生まれ変わったayatori perchの隠れ家みたいに、2階があります。
建物の入り口は、お店の入り口。お店の奥に入って、階段を登ります。いつもこの階段、子供たちが隠し部屋があるのではと気になっている場所です。
2階は少し広めの事務所として使える空間になっています。
すでに内装は、本庄デパートメントとみんなのDIY、プロの電気工事が入っておりすぐに使える状態です。エアコンも入っています。
階段を登ったところの入り口部分は、薄いピンク色の黒板になっています
今は本庄デパートメントのアトリエとして使っていますが、使いたい方がいれば貸します◎
私たちがデザインしたディスプレイもそのままどうぞ。この空間に合わせてデザインしたので、楽しんで過ごしてくれたら嬉しいです。
(写真にある一部の家具や小物は残りません)
事務所や販売、ワークショップや制作の拠点など、使い方はさまざま。古い建物であること、お店の2階であることから、静かに使える用途が良いと思います。
何より、ayatori perchと親和性があって、オーナーのユキちゃんと仲良く使ってくれる方、(入り口と、手洗いやトイレも共用です)そしてこの建物を愛してくれる方、ご一緒しましょう◎
物件情報
・ 本庄市銀座(三交通り突き当たり)
・木造2階建
・築136年(2024年時点)
・原状回復義務なし、家賃お問合せください
(本庄デパートメントによるリノベーション済み)
・オーナー・相談窓口:本庄デパートメント